面白い本を紹介したい!【ナナメの夕暮れ】のおすすめのワケと感想

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おすすめの本

こんにちは!ぽるぽといいます。

今回紹介する本はお笑い芸人のオードリー若林正恭さんのエッセイです。

初めて芸人さんのエッセイを読んだんですが、想像以上に人生の勉強になったし読み終わったあとになんだか心が楽になりました。

文章も読みやすし面白いので、普段あまり本を読まない方にも自信をもって紹介できます。

<strong>ぽるぽ</strong>
ぽるぽ

こんな方におすすめです!

  • 生き辛さを感じている
  • 他人と自分を比べてしまう
  • 自分に自信がない
  • なにごとも深く考えすぎてしまう
  • 自分探しをしていく経緯を読みたい

それではいってみましょう〜!

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おすすめの本⑥ナナメの夕暮れ

ナナメの夕暮れ

著者 若林正恭

ここがすごい!注目ポイント

注目ポイント
  • 生き辛かった過去から現在までの軌跡
  • 考え方に共感できる
  • 肯定ノートとは?
  • 合う人に会うことの素晴らしさ

生き辛かった過去から現在までの軌跡

若林さんは小さい頃からみんなが当たり前にしている行動やルールに疑問を持ちながら過ごしてきました。

例えば学ランの第一ボタンをしめないといけないのはなぜなのか?などです。

なので深く考えずに疑問を持たずに生きていける人や、毎日楽しんで周りを気にしないで自分に自信がある人間にずっと憧れていました。

相方の春日さんみたいに明るく前向きで劣等感などを感じさせない人間が羨ましいなとずっと思っていました。

でも結論はというと、そうゆう人間になることを諦めました。

そうゆう人間にはなれないけど、その中でも自分探しをしたり日々を楽しむためにはどうすればいいかの経緯が書かれています。

無理に自分を変えなくてもいいんだ。って思えるだけでも気持ちがスッと楽になります。

このエッセイはタイトルで細かく構成されていて、タイトルごとに4〜10ページぐらいで読めるのでとても読みやすいです。

文章もわかりやすいし純粋に読んでいて面白いです。

考え方に共感できる

『欲望があって向上心をもって、一流を目指したりしないとダメだ!』と、ギラギラしたおじさんに言われた若林さんはその考え自体否定はしないが、なぜ他人がそんなことを言うのか考えます。

自分に自信があるのか?それとも無いのか?自分の生き方を肯定しようとしているのか?

みんな考え方が違うのが当たり前だし、自信がある人もいれば自信が無い人もいます。

『こういう考え方や生き方をしなくちゃダメ』と押し付けるようなことを言われることが私も苦手だし、自分も言わないように気を付けなくちゃと思いました。

『自分はこうゆう考えなんだ。』というアドバイスや考え方は聞きやすいし勉強になります。

様々な考え方を受け入れていきたいですね!

肯定ノートとは?

この本を読んで一番影響を受けたのが”肯定ノート”です。

若林さんは学生のときに目立っている人気者のことを心の中で価値下げし、その中に入れない自分のことを肯定していました。

価値下げによる自己肯定が楽だからです。

でもそうやって他人を否定していると、自分の行動がどんどん縛られていってしまいます。

そういう思考になってしまうことによって、自分がなにをするにも他人から同じように価値下げや否定をされているんじゃないか?と負のスパイラルに陥ります。

そして他人からどう思われているか気になって、自分の好きなことなどが思いっきり楽しめなかったりして”生きてて楽しくない地獄”にハマってしまった人間は辛くなってしまいます。

そんな状況を脱するための方法が肯定ノートです!

肯定ノートは”ペンとノート”があればオッケーです。

そしたらひたすらノートに自分がやっていて楽しいこと、好きなことを書きまくるのです。

改めて考えることによって気付かされることもあります。

好きなことを考えて書くのって楽しいです。

私は書いているうちに好きな食べ物ばかり書いていました。

食べることが好きなんだ!と気付くことができました。

最初はノートに書くのが恥ずかしいというか、ためらっていたんですが書いて良かったなと今は思います。

”好きなことがある”だけで自分を少しづつ肯定することができます。

没頭できる趣味や楽しいことがあれば他人のことも気にならないし、ネガティブな感情からその間は解放されたりします。

自己肯定感に関する内容が私はとても共感できました。

いきなり自分を肯定しよう!っていうのは難しいですが、まずは肯定ノートを書いて自分が好きで夢中になれることはなにかを考えてみませんか?

合う人に会うことの素晴らしさ

人生って自分と合う人に出会うためにがんばって過ごすことでいいんじゃないか?という文章を読んでその通りだなと思いました。

人見知りだからこそ自分と合う人は貴重だし、大事にしていきたいと改めて感じました。

理解者が1人でもいて話を聞いてくれるだけでも気持ちが全然違います。

家族、恋人、友人など合う人に出会えたことに感謝の気持ちをもって、親しき仲にも礼儀ありで謙虚な気持ちも忘れないよう心がけていこうと思いました。

世の中みんな気が合う人ばかりになればいいんですけどね。笑

まとめ

普段サスペンス系の本ばかり読んでいたので、たまには違うジャンルの本も読んでみようと軽い気持ちで芸人さんのエッセイを読むことにしました。

読んでみたら想像以上に面白いし、しかも今までの自分を見つめ直すキッカケになるとは思わなかったです。

若林さんのエッセイ集は他にもあります。

芸人さんだからとかじゃなくて若林さんの文章力は素直な想いが伝わるといいますか、なにか惹かれるものがあります。

ひねくれていてブラックな部分をもっている若林さんも好きです。笑

私自身も人見知りで考えすぎちゃう性格なので『気持ちわかるな〜。』と共感できることがたくさんあり、本を読むようになってから若林さんが好きになりました。

本当におすすめなのでぜひ読んでほしいです!

新品じゃなくて中古で安く読みたい方には”BOOK OFF”のお店やオンラインで購入するのもおすすめです。

”BOOK OFF”オンラインだと『ナナメの夕暮れ』がかなりお買い得で購入できます。

買取だけじゃなく本を購入したりお取り寄せをすることもできるのでとても便利です!

以上、ぽるぽの読書ブログでした。

読んでいただきありがとうございました!

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