こんにちは!ぽるぽといいます。
本を読みたい気持ちはあるんだけど、何の本を読んでいいかわからない・・・と思うことはありませんか?
そんなあなたにぜひ読んでほしい面白い本の紹介をしていきたいと思います!
今回紹介する本は、2018年に本屋大賞も受賞しています。
こんな方におすすめです!
それではさっそくいってみましょう〜!
おすすめの本②かがみの孤城
かがみの孤城
著者 辻村深月
ざっくりとあらすじの説明
不登校になる主人公
中学校に入学した主人公の安西こころはいじめがキッカケで学校に行く事が出来なくなり、入学してすぐに不登校になってしまいます。
部屋で引きこもる日々を過ごしているとある日こころの部屋の姿見が光を放ち、手を近づけるとその光に吸い込まれてしまいます。
謎の城の世界と仲間との出会い
光に吸い込まれたこころは童話などに出てくるような大きいお城の中で目を覚まします。
そこには狼の面をつけた小学生くらいの女の子と、他にもこころと同じ中学生くらいの6人の子どもたちがいます。
そして狼の面をつけた少女は自分のことを”オオカミさま”と呼べと言い、こころを含めた7人の子どものことを”赤ずきんちゃん”と勝手に呼び始めます。
そしてオオカミさまはこの城についての説明をし始めます。
願いが叶う城とは・・・
オオカミさまが城のルールについて語り始めます。
その説明をまとめたものがこちらです。
どうして自分たちが呼ばれたのかと疑問に思うが、この時間に部屋にいるってことはきっと学校に行ってない子たちだ。と戸惑いながら7人は自己紹介をしその日は解散します。
そしてそこから城での生活が始まります。
ここがすごい!注目ポイント
伏線の回収がとにかくすごい
最初読み始めた時はなんかファンタジー系の話かな?
城の中でみんなと仲良くなって学校に行けるようになる話かな?と思いながら読んでいました。
ところが読んでいくにつれてファンタジーとは思えないミステリーのような感じになっていき、どんどんと惹き込まれて読む手が止まらなくなります。
冒頭を読んで甘くみていた自分を今は殴りたくなります!笑
そう思わせるぐらい後半の伏線回収が痺れます。
これでもかってぐらい全部回収してくれるので読んでいて気持ちがいいです。
想像以上の内容でした。
最後に予想外の展開が待っている
3月に入ると城の中で大きな事件が起きてそこから一気に謎が解決していきます。
大きな事件が起きるまでも城に集められた7人の会話のなかでちょっとした違和感や不思議なことが色々とありました。
そういった小さな疑問や、城で出会った仲間たちの過去などすべての謎が繋がるんです!
後半にすべての真実が明かされるのでぜひ実際に読んでそのすごさを体感してほしいです。
読み終わった後の満足感と感動
読み終わったあとに最高!お見事!!!と私は思わず声に出してしまいました。
しばらく余韻が離れず寝付けなくなりました。笑
図書館で予約して借りて読んだのですが読み返したい!と思い、迷わず購入したぐらいです。
それぐらい読み終わったあとの満足感が素晴らしいです。
心もあたたまり感動的なラストが待っています。
【かがみの孤城】ポイントのまとめ
城に主人公のこころを含めた7人が集められた理由とは?
願いが叶う城とは何なのか?
オオカミさまの目的とは?
個性的な7人の子どもたちのやりとりも見所ですし、それぞれの家庭環境も知っていくうちに色々と考えさせられます。
ぜひ大きな事件からの展開と伏線回収のすごさを実感してほしいです!
著者の辻村深月さんの発想力や想像力に驚かされます。
そして2021年3月5日に【かがみの孤城】の文庫本が発売されることになりました!
文庫本では上・下巻になっています。
文庫本は軽くて持ち運びもしやすいし読みやすいですよね。
電子書籍で本を読むのもおすすめです!
KindleUnlimitedは200万冊以上の本や雑誌が読み放題で月額980円です。
スマホなどでどこでも気軽に読めるのが良いですよね。
30日間の無料体験もできます。
ここからはネタバレになります!
ネタバレを見たくない方は右下の方にある⬆️を押すと上に戻ります。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
本を読み終わったときにまた読みにきていただけたら嬉しいです。
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見事にすべて伏線回収でスッキリでしたね〜!
アキが時間過ぎても城にわざと残ってその日にたまたまいなかったこころ以外が狼に食われたときはビックリしました。
そのあとこころが願いの部屋でみんなを救ってハッピーエンドで終わりかなと思っていました。
まさかのオオカミさまが亡くなったリオンのお姉ちゃんだったとはビックリです!
リオンがオオカミさまの正体に気付いていて、『姉ちゃん』と声をかけるところも胸が熱くなりました。
リオンとお姉ちゃんとの二人のやりとりも泣けます。
そこから城についての疑問が次々と解消されていくんですよね〜。
みんなの生きてる年がそれぞれ違うから、こころはたまに違和感を感じていたんですね。
あとずっと赤ずきんちゃんの話で出てくる狼で”オオカミさま”かと思ってたら、実は七ひきの子やぎの話で出てくる狼だったとは私はまったく気付きませんでした。
あと最後のエピローグも衝撃でしたね。
ずっと作中に出てた喜多嶋先生の正体がまさかアキだったとは!
だからスバルの話には喜多嶋先生が出なかったしみんなの呼び名をカタカナで表現してたんですね〜。
城で救われたアキが現実の世界で喜多嶋先生としてみんなの心を救っていたんだなと改めて思うと感動で涙が止まりませんでした。
うまく説明しきれないですがぜひ読んで欲しい一冊です!
こちらの本もおすすめなので、もし良かったら立ち寄って読んでもらえれば嬉しいです!
以上、ぽるぽの読書ブログでした。
読んでいただきありがとうございました!
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